「SUMMER SONIC 2026」のヘッドライナー発表を見て、Adoさんの名前に驚いた方も多いのではないでしょうか。今年で25周年を迎える国内最大級の都市型フェスで、しかも初出演にしていきなりヘッドライナーという抜擢は、これまでのサマソニの歴史でもかなり異例のことです。
「うっせぇわ」は知っているけれど、Adoさんについて詳しくは知らない、という方も少なくないと思います。学校や職場で話題にのぼることはあっても、経歴やこれまでの実績まで踏み込んで語られる機会は意外と少ないものです。覆面シンガーとして活動していることもあり、経歴やこれまでの実績について「そういえばよく知らないかも」と感じている方も多いはずです。
この記事では、Adoさんのデビューのきっかけから代表曲、紅白歌合戦への出場歴、世界を回ったワールドツアーの実績、そして直近の新曲情報まで、SUMMER SONIC 2026の出演詳細とあわせて分かりやすくまとめました。ヘッドライナーステージをより楽しむための予習として、ぜひ参考にしてくださいね。「うっせぇわ」だけで止まっている知識をアップデートしておくと、当日のステージがもっと楽しめるはずです。
結論:Adoはサマソニ初出演にしてヘッドライナーという異例の大抜擢
結論からお伝えすると、Adoさんは2026年のSUMMER SONICに初めて出演し、その初出演にしていきなり東京・大阪両会場のヘッドライナーを務めます。東京会場「MARINE STAGE」では8月15日(土)19:25から、大阪会場「AIR STAGE」では8月16日(日)19:00からの登場です。サマソニが日本人アーティストを東京・大阪の両方でヘッドライナーに据えたのは今回が初めてで、大阪初日(8月14日)にヘッドライナーを務めるL’Arc-en-Cielとあわせて、今年は日本から2組のヘッドライナーが選ばれた記念すべき年でもあります。世代もキャリアの背景も異なる2組が同じ年にトリを務めることになったのも、今回の25周年イヤーならではの見どころです。
| 会場 | 開催日 | ステージ | Ado登場時間 | 位置づけ |
|---|---|---|---|---|
| 東京(ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ) | 8月15日(土) | MARINE STAGE | 19:25〜20:55 | 東京公演ヘッドライナー |
| 大阪(万博記念公園) | 8月16日(日) | AIR STAGE | 19:00〜 | 大阪公演ヘッドライナー |
初出演での大抜擢という異例づくしの起用からも、Adoさんが今の日本の音楽シーンを代表する存在として国内外から高く評価されていることが伝わってきますね。ここからは、そんなAdoさんがどんなアーティストなのか、経歴や代表曲、これまでの実績を詳しく見ていきましょう。
Adoとは?経歴・代表曲・実績を徹底解説
1. Adoとは何者か?覆面シンガーとしての活動スタイル
Adoさんは2002年10月24日生まれ、東京都出身のシンガーです。最大の特徴は、本名や素顔を公表せず「覆面シンガー」として活動しているところ。YouTubeやニコニコ動画、SNSでも顔を出すことはなく、ライブでもアニメーションやアートワークを通して自身の世界観を表現するスタイルを貫いています。素顔を明かさないからこそ、聴く人は歌声そのものに集中でき、地声から裏声、シャウトまで自在に使い分ける圧倒的な表現力が際立つ、というのもAdoさんの音楽の魅力のひとつです。もともとは「歌い手」として、既存の楽曲をカバーした「歌ってみた」動画をニコニコ動画に投稿する活動から始まり、14歳のときに初めて動画を投稿したといわれています。
2. デビューのきっかけと「うっせぇわ」大ヒットの軌跡
Adoさんが一気に世の中に知られるきっかけとなったのが、2020年10月23日に配信リリースされたメジャーデビュー曲「うっせぇわ」です。ボカロP・syudouさんが手がけたこの楽曲は、激しいロックサウンドと感情をむき出しにしたボーカル、若者の鬱屈とした本音をぶつけるような歌詞が話題を呼び、幅広い世代に拡散されました。ストリーミング累計は3億回を超え、YouTubeに公開されたミュージックビデオも2億5000万回以上再生されるなど、当時10代だったAdoさんの名前を一躍全国区にした楽曲です。デビュー前は自身に自信が持てない性格だったとインタビューで語っており、そんな中で出会った「歌い手」という文化がAdoさんの人生を大きく変えたことがうかがえます。
3. 代表曲・タイアップ楽曲まとめ
「うっせぇわ」以降も、Adoさんは数々のヒット曲・タイアップ楽曲を生み出しています。特に大きな転機になったのが、2022年公開の映画「ONE PIECE FILM RED」です。作中の歌姫キャラクター「ウタ」の歌唱を担当し、「新時代」「逆光」「私は最強」「ウタカタララバイ」「風のゆくえ」など劇中歌の数々を歌い上げ、興行収入100億円を超える大ヒットの一翼を担いました。2023年9月にリリースされた「唱」も代表曲のひとつで、Billboard JAPAN Hot 100で4週連続1位を獲得するなど大きな反響を呼びました。ほかにも「阿修羅ちゃん」「ギラギラ」「レディメイド」「踊」といった楽曲がカラオケやストリーミングで根強い人気を誇っています。
・うっせぇわ(2020年10月・メジャーデビュー曲)
・新時代/逆光/私は最強 ほか(2022年「ONE PIECE FILM RED」劇中歌)
・唱(2023年9月・Billboard JAPAN Hot 100で4週連続1位)
・阿修羅ちゃん/ギラギラ/レディメイド/踊 ほか
4. NHK紅白歌合戦への出場歴
Adoさんは2023年12月31日放送の第74回NHK紅白歌合戦に初出場を果たしました。翌2024年の第75回は出場が見送られましたが、2025年12月31日放送の第76回では再び紅白の舞台に立っています。本人名義としてはこれまでに2度の出場を果たしており、いずれも大きな話題を呼びました。なお2022年の紅白では、Adoさん本人としての出場ではないものの、「ONE PIECE FILM RED」のキャラクター「ウタ」の歌唱パートが番組内で取り上げられており、紅白との縁は初出場前から深いものがありました。
5. 世界を巡った日本人アーティスト最大規模のワールドツアー
2025年、Adoさんは自身2度目となるワールドツアー「Hibana」を敢行しました。2025年4月26日のさいたまスーパーアリーナ公演を皮切りに、アジア・オセアニア・ヨーロッパ・北米・中南米を巡り、同年8月24日のホノルル公演まで全34公演を完走。日本人アーティストとして最大規模のワールドツアーとされています。33都市中24都市でチケットが完売し、そのうち13会場は日本人アーティストとして初めてのソールドアウトという快挙でした。なかでも約2万人を収容するパリ・Accor Arenaでの公演がソールドアウトを記録したことは、日本人アーティストとして初めての快挙として大きく報じられました。海外の熱狂的な反響からも、Adoさんの音楽が国境を越えて評価されていることがよく分かります。言葉の壁を越えて感情がダイレクトに伝わる歌唱力こそが、世界中のファンを惹きつけている最大の理由なのかもしれません。
6. 2025〜2026年、直近の活動と新曲情報
ワールドツアーを終えた2025年11月には、東京ドーム・京セラドームでの凱旋公演を実施しました。2026年に入ってからも精力的な活動が続いています。2026年3月16日には、海外でも人気の高いボカロP・きくおさんが作詞作曲編曲を手がけた新曲「アイ・アイ・ア」を配信リリース。さらに2026年7月4日・5日には神奈川・日産スタジアムで2日間にわたるスタジアムライブ「Ado STADIUM LIVE 2026『Ao』」を開催し、その模様は同年9月27日にLeminoプレミアムで配信されることも決定しています。実写映画「ブルーロック」の主題歌「モンストロ」や劇中歌「綺羅」の書き下ろし、Nintendo Switch向けソフト「リズム天国 ミラクルスターズ」への書き下ろし楽曲「Love me forever!」(作詞作曲:つんく♂さん)の提供など、音楽ジャンルや活動フィールドをさらに広げているのが2025〜2026年のAdoさんの特徴といえそうです。
7. SUMMER SONIC 2026 出演詳細(日程・ステージ・時間)
SUMMER SONIC 2026でのAdoさんの出演は、2026年4月2日の第4弾出演アーティスト発表で明らかになりました。東京会場ではMARINE STAGEの8月15日(土)19:25から20:55まで、大阪会場ではAIR STAGEの8月16日(日)19:00からヘッドライナーとして登場します。大阪会場のAIR STAGEでは、JENNIEさん、ALEX WARRENさん、MAZZELさん、DESTIN CONRADさん、HANAさんら国内外の人気アーティストと同じステージに立つことになっており、こちらも見どころのひとつです。サマソニ初出演での大トリ抜擢という異例づくしの起用は、発表直後からSNSでも大きな反響を呼びました。
よくある質問
Q. Adoの素顔・本名は公開されている?
いいえ、公開されていません。Adoさんは「覆面シンガー」として活動しており、本名や素顔をメディアやSNSで明かしていません。ライブやミュージックビデオでも、アニメーションやアートワークを通じて世界観を表現するスタイルを一貫して貫いています。素顔を明かさない分、歌声そのものの表現力に注目が集まりやすいのも特徴です。
Q. Adoの年齢や出身地は?
Adoさんは2002年10月24日生まれ、東京都出身です。2020年のメジャーデビュー当時は10代でしたが、2026年現在は20代前半のアーティストとして活躍しています。
Q. Adoの代表曲は何ですか?
デビュー曲「うっせぇわ」をはじめ、「ONE PIECE FILM RED」の劇中歌「新時代」「逆光」「私は最強」、そして「唱」「阿修羅ちゃん」「ギラギラ」などが代表曲として広く知られています。楽曲ごとに歌唱スタイルの幅広さが感じられるのも魅力です。
Q. Adoは紅白に何回出場していますか?
本人名義での出場は、2023年の第74回と2025年の第76回の2回です。2024年の第75回は出場がありませんでした。
Q. SUMMER SONIC 2026のAdoのチケットはまだ買えますか?
日程・券種によっては、直前まで一般販売やリセールが行われる場合があります。すでに完売している日程・券種もあるため、参加を検討している場合は公式サイトで最新の販売状況を確認するのが確実です。
Q. Adoの出演を見逃した場合、配信で見られますか?
SUMMER SONIC本編の配信状況については公式サイト・公式SNSでの案内を確認するのが確実です。なお、Adoさん自身の日産スタジアム公演「Ado STADIUM LIVE 2026『Ao』」は2026年9月27日にLeminoプレミアムで配信予定となっているので、そちらもあわせてチェックしてみてください。
まとめ:初出演ヘッドライナーの舞台を楽しみ尽くそう
Adoさんは、覆面シンガーとして「うっせぇわ」で一躍脚光を浴びて以来、「ONE PIECE FILM RED」の劇中歌や「唱」といったヒット曲を重ね、紅白歌合戦への出場や日本人アーティスト最大規模のワールドツアーを成功させるなど、着実に実績を積み重ねてきました。そんなAdoさんが、SUMMER SONIC初出演にしてヘッドライナーという大役に抜擢されたのは、これまでの活動が国内外から高く評価されている証といえそうです。
公式サイトやアプリで最新タイムテーブルを確認し、東京MARINE STAGE(8月15日19:25開始)または大阪AIR STAGE(8月16日19:00開始)に間に合うよう、今日のうちに入場・移動プランを立てておくことから始めてみてください。
初出演でヘッドライナーという異例のステージを、現地でもその後の配信でも、じっくり楽しんでいただけたらうれしいです。25周年という記念すべき年に、日本人アーティストとして刻まれるこの瞬間を、ぜひ見届けてください。

コメント