「SUMMER SONIC 2026」大阪会場のタイムテーブルを眺めていて、AIR STAGEに並ぶ名前の中にPENTATONIXを見つけ、「聞いたことはある気がするけれど、実際どんなグループなんだろう」と気になった方も多いのではないでしょうか。L’Arc-en-CielやLE SSERAFIM、YUKI、WANIMAといった顔ぶれの中に混じっているだけに、余計に気になりますよね。
PENTATONIX(ペンタトニックス)は、アメリカ出身の5人組アカペラグループです。楽器を一切使わず、人の声だけでビートもベースもメロディーも作り上げてしまうという、聴けば誰もが驚く音楽性を持っています。グラミー賞を受賞した実績もあり、日本にも何度も来日しているので、実は知らないうちに動画を見たことがある、という方も少なくないはずです。
この記事では、PENTATONIXがどんな経緯で結成されたのか、メンバーの顔ぶれ、代表曲やグラミー賞の受賞歴、これまでの来日の歴史、そして直近の活動状況まで、本日2026年8月14日のSUMMER SONIC 2026大阪AIR STAGE出演を前に知っておきたい情報をまとめました。ステージを楽しむ前の予習として、気軽に読んでいただければと思います。
結論:PENTATONIXは楽器を一切使わず声だけで音楽を作り上げる世界的アカペラグループ
結論からお伝えすると、PENTATONIXは楽器を一切使わず、5人の声だけでビート・ベース・メロディーのすべてを表現する世界的アカペラグループです。2011年にアメリカのオーディション番組で優勝して結成され、2013年末に公開されたダフト・パンクのカバー動画で世界的なブレイクを果たしました。以降、グラミー賞を3年連続で受賞するなど実力派グループとして評価され、日本でも複数回の来日公演を行うほどの人気を誇ります。本日のSUMMER SONIC 2026大阪では、AIR STAGEにて15時45分から16時35分の出演が予定されています。ここからは、そんなPENTATONIXのメンバーやこれまでの歩みを詳しく見ていきましょう。
| 名前(読み方) | パート | 加入時期 | 出身 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Scott Hoying(スコット・ホーイング) | リードボーカル | 結成メンバー(2011年〜) | アメリカ・テキサス州アーリントン | 高校時代からの幼なじみ。低音の効いた歌声でグループを支える |
| Mitch Grassi(ミッチ・グラッシ) | リードボーカル | 結成メンバー(2011年〜) | アメリカ・テキサス州アーリントン | 伸びやかで力強い高音域が持ち味 |
| Kirstin Maldonado(カースティン・マルドナード) | リードボーカル | 結成メンバー(2011年〜) | アメリカ・テキサス州アーリントン | 紅一点。透明感のあるボーカルが特徴 |
| Matt Sallee(マット・サリー) | ベースボーカル | 2018年正式加入 | アメリカ | 脱退したアヴィ・カプランに代わり世界規模のオーディションで選出 |
| Kevin Olusola(ケヴィン・オルソラ) | ビートボックス・チェロ | 結成メンバー(2011年〜) | アメリカ | ビートボックスとチェロを同時に操る演奏スタイルが持ち味 |
PENTATONIXを詳しく解説
1. 結成の経緯:高校の友人3人からオーディション番組優勝へ
PENTATONIXの母体となったのは、アメリカ・テキサス州アーリントンの高校時代からの友人だったスコット・ホーイング、ミッチ・グラッシ、カースティン・マルドナードの3人です。3人はレディー・ガガの「テレフォン」をアカペラでカバーした動画をYouTubeに公開し、これが30万回近く再生される話題を呼びました。その後、友人の紹介で加わったアヴィ・カプランと、本人の動画を見て連絡を取ったケヴィン・オルソラが合流し、5人組として本格始動します。
2011年、結成からわずか1週間ほどでアメリカのアカペラオーディション番組「ザ・シングオフ」シーズン3に出場し、見事優勝。賞金20万ドルとソニー・ミュージックとのレコード契約を獲得したことが、プロとしての本格的なスタートになりました。グループ名の「PENTATONIX」は、5音で構成される音階を意味する「ペンタトニックスケール」と、メンバーが5人であることを掛け合わせて名付けられています。
2. メンバー交代の歴史:アヴィ・カプランの脱退とマット・サリーの加入
結成当初はスコット、ミッチ、カースティン、アヴィ・カプラン、ケヴィンの5人でしたが、2017年にアヴィが多忙なツアー生活と家族との時間を両立させることの難しさを理由に脱退を発表しました。その後、世界規模でオーディションが行われ、マット・サリーが新しいベースボーカルとして加入。2017年のホリデーシーズンから合流し、2018年に正式メンバーとなりました。以降、現在に至るまでこの5人体制で活動を続けています。
3. 楽器を一切使わない「アカペラ」という音楽性
PENTATONIX最大の特徴は、ドラムもベースもシンセサイザーも一切使わず、すべての音を人間の声だけで再現している点です。特にケヴィン・オルソラが担当するビートボックスは、本物のドラムセットと聴き間違えるほどの完成度で、ダンスミュージックやエレクトロニック調の楽曲もアカペラで表現できてしまいます。楽器の音を耳で聴き取って声で再現するという緻密なアレンジ力が、他のアカペラグループとの大きな違いです。
また、単に技術力が高いだけでなく、ポップス・R&B・カントリー・クラシックなど幅広いジャンルの楽曲を自在にアレンジできる音楽的な引き出しの多さも人気の理由です。原曲を知っている曲ほど「アカペラでここまでできるのか」という驚きが大きく、初めて聴いた人でも一気に引き込まれる魅力があります。YouTubeの公式チャンネルは2024年7月時点で登録者数が2000万人を超えており、動画の総再生回数も数十億回に達しているとされています。
4. 世界的ブレイクのきっかけとなった代表曲・カバー曲
PENTATONIXの名を世界に知らしめたのが、2013年末に公開されたフランスの音楽ユニット、ダフト・パンクの楽曲を組み合わせたメドレーカバー「ダフト・パンク」です。エレクトロニックな音を声だけで再現するという離れ業が話題を呼び、彼らの代表曲として今も高い人気を誇ります。
レナード・コーエンの名曲をカバーした「ハレルヤ」も、透明感のあるハーモニーが評価される代表曲のひとつです。テクノ寄りのアレンジだけでなく、こうした王道のバラードを丁寧に歌い上げる実力もPENTATONIXの強みといえます。さらにクリスマスシーズンの定番として愛されているのが「メリー・ディド・ユー・ノウ」のカバーで、荘厳なコーラスワークは原曲ファンからも高く評価されています。
5. グラミー賞3年連続受賞という快挙
PENTATONIXは第57回(2015年)グラミー賞で、前述の「ダフト・パンク」メドレーにより最優秀アレンジメント・インストゥルメンタル・オア・アカペラ部門を受賞しました。翌第58回(2016年)でも「くるみ割り人形」の楽曲を題材にしたカバーで同部門を連続受賞。さらに第59回(2017年)には、カントリーの大御所ドリー・パートンと共演した楽曲「ジョリーン」で最優秀カントリー・デュオ/グループ・パフォーマンス部門を受賞し、3年連続でのグラミー受賞という快挙を達成しています。
アカペラという編成でここまで継続的に主要な賞を獲得しているグループは非常に珍しく、単なる話題性だけでなく、音楽的な実力が業界からも高く評価されていることの証といえるでしょう。
6. 来日歴と日本との深い関係
PENTATONIXは2014年、SUMMER SONICへの出演のために初来日を果たしました。同年12月にはクリスマスアルバムのプロモーションで再来日し、2015年6月には東京(3公演)・名古屋・福岡・大阪をまわる初の単独来日ツアー「オン・マイ・ウェイ・ホーム・ツアー」を開催。同年11月にはラゾーナ川崎で雨天にもかかわらず8000人が集まるイベントを行うなど、早い段階から日本でも強いファンベースを築いてきました。
2018年5月には自身最大規模となる4都市5公演の単独ジャパンツアーを実施し、その後も2020年・2023年と「ザ・ワールド・ツアー・ジャパン」として来日を重ねています。2016年には日本のテクノポップユニットPerfumeの楽曲を日本語詞でカバーした「Perfumeメドレー」を発表し、原曲へのリスペクトと高いクオリティで日本のファンから大きな反響を呼びました。こうした背景もあり、PENTATONIXは海外アーティストの中でも日本との親和性が特に高いグループのひとつです。
7. 直近の活動状況(2025〜2026年)
2025年10月24日には、通算8作目となるクリスマスアルバム「クリスマス・イン・ザ・シティ」をリリース。同月30日にはデラックス・エディションと新曲「ゲット・ハッピー/ハッピー・デイズ・アー・ヒア・アゲイン」も発表しています。2026年に入ってからは4月からのヨーロッパ・イギリスツアーを実施し、11月からは北米28都市をまわる「クリスマス・イン・ザ・シティ・ツアー」がスタート予定です。この北米ツアーでは、カナダのバンクーバーやハミルトンでのホリデー公演がグループ史上初めて実現するなど、新たな挑戦も続いています。クリスマスシーズンの音楽グループとしての存在感を毎年更新し続けているのが、ここ数年のPENTATONIXの特徴です。
8. 本日のSUMMER SONIC 2026大阪での出演情報
本日2026年8月14日(金)、PENTATONIXは大阪会場(万博記念公園)のAIR STAGEに15時45分から16時35分の出演を予定しています。同日のAIR STAGEには、L’Arc-en-Ciel、LE SSERAFIM、YUKI、WANIMA、DECEMBER 10といった顔ぶれが並んでおり、ジャンルの垣根を越えたラインナップの中でPENTATONIXがどんなステージを見せてくれるか、注目が集まります。
よくある質問
Q. PENTATONIX(ペンタトニックス)のメンバーは誰ですか?
A. 現在のメンバーは、スコット・ホーイング、ミッチ・グラッシ、カースティン・マルドナードの3人がリードボーカル、マット・サリーがベースボーカル、ケヴィン・オルソラがビートボックス・チェロを担当する5人組です。結成当初のメンバーだったアヴィ・カプランは2017年に脱退し、2018年からマット・サリーが正式メンバーとして加わっています。
Q. PENTATONIXの代表曲は何ですか?
A. 世界的ブレイクのきっかけとなった「ダフト・パンク」メドレーが最も知られている代表曲です。そのほか、レナード・コーエンのカバー「ハレルヤ」、クリスマスソングの定番「メリー・ディド・ユー・ノウ」なども人気が高く、初めてPENTATONIXを聴く方にもおすすめの楽曲です。
Q. ペンタトニックスはアカペラグループですか?楽器は使わないのですか?
A. はい、PENTATONIXは楽器を一切使わないアカペラグループです。ドラムやベースの音も含めて、すべて5人の声だけで表現しています。特にビートボックス担当のケヴィン・オルソラが再現するドラムサウンドの完成度は高く評価されており、初めて聴いた人の多くが「本当に楽器を使っていないのか」と驚くほどのクオリティです。
Q. PENTATONIXは今まで何回来日していますか?
A. 2014年のSUMMER SONIC出演を皮切りに、単独ツアーやプロモーションを含めて複数回来日しています。2015年の初単独ツアー「オン・マイ・ウェイ・ホーム・ツアー」、2018年の自身最大規模となるジャパンツアー、2020年・2023年の「ザ・ワールド・ツアー・ジャパン」など、日本でのファンベースを大切にしながら継続的に来日を重ねているグループです。
Q. PENTATONIXはグラミー賞を何回受賞していますか?
A. 2015年(第57回)、2016年(第58回)、2017年(第59回)と3年連続でグラミー賞を受賞しています。最初の2回は最優秀アレンジメント・インストゥルメンタル・オア・アカペラ部門、3回目はドリー・パートンとの共演曲「ジョリーン」で最優秀カントリー・デュオ/グループ・パフォーマンス部門を受賞しました。
Q. 「PENTATONIX」というグループ名の意味は何ですか?
A. PENTATONIXは、5音で構成される音階を意味する「ペンタトニックスケール」に由来する名前です。5音階の「ペンタ」と、メンバーが5人であることを重ね合わせたネーミングになっています。
Q. SUMMER SONIC 2026大阪でPENTATONIXは何時に出演しますか?
A. 本日2026年8月14日(金)、大阪会場(万博記念公園)のAIR STAGEにて15時45分から16時35分の出演が予定されています。同じAIR STAGEにはL’Arc-en-Ciel、LE SSERAFIM、YUKI、WANIMAといったアーティストも出演するため、タイムテーブルの確認をおすすめします。
まとめ:声だけで魅せるPENTATONIXのステージを楽しみ尽くそう
PENTATONIXは、楽器を一切使わずに声だけで圧倒的な音楽を作り上げる、グラミー賞3年連続受賞の実力派アカペラグループです。ダフト・パンクのカバーで世界的ブレイクを果たし、日本でも複数回の来日公演やPerfumeカバーを通じてファンを増やしてきました。2025年のクリスマスアルバム発表や2026年のワールドツアーを見ても、結成から15年近く経った今も勢いは衰えていません。
SUMMER SONIC 2026大阪会場に来場予定の方は、本日15時45分からのAIR STAGEに間に合うよう、開始10分前を目安に現地入りしておくのがおすすめです。会場に行けない方も、今夜のうちにYouTubeで「ダフト・パンク」メドレーや「ハレルヤ」のカバー動画を1本チェックしておくと、次に彼らの名前を見かけたときの楽しみ方が大きく変わるはずです。
声だけでここまでの音楽を作り上げるPENTATONIXのステージを、ぜひ現地で、あるいは配信や動画を通じて楽しんでみてください。

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