レジ袋有料化の経緯
これは経済産業省によるプラスチック製買い物袋有料化の働きによるものです。
プラスチックは、非常に便利な素材です。成形しやすく、軽くて丈夫で密閉性も高いため、製品の軽量化や食品ロスの削減など、あらゆる分野で私たちの生活に貢献しています。一方で、廃棄物・資源制約、海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化などの課題もあります。私たちは、プラスチックの過剰な使用を抑制し、賢く利用していく必要があります。
背景にある海洋プラスチックごみ問題
レジ袋有料化が話題にあがると注目されるのが海洋プラスチックごみ問題です。
細かく砕かれたプラスチック製のごみが分解せずに海の魚が食べてしまい生物濃縮して人間にも影響するという負のサイクルが起こります。
消費者はプラスチック製品のゴミについて問題提議をして行かなければならないのですが、
海洋ごみをめぐる最近の動向 平成30年9月 環境省の資料に書かれている
陸上から海洋に流出したプラスチックごみ発生量(2010年推計)ランキングを見ると違和感がを感じます。
確かに日本が出しているプラスチックゴミの量は多いのですがそれよりも信じられない量を出している国があります。特に中国です。
海洋プラスチックゴミを減らそうと努力するのはわかるのですが、他の国で減らす努力をしないかぎり日本在住民がどれだけ頑張っても意味ない気がしてきます。
またレジ袋ばかり槍玉に挙がるわけですがプラスチックゴミって思っているよりも生活に密着していて沢山あります。
お肉を買うときの食品トレーもプラスチックを使っているものがありますし、コンビニ弁当の容器、カフェの持ち帰りする時の蓋やストローもプラスチック製なわけです。
明らかにレジ袋より食品トレーの方がゴミの分量が多い。
セブンイレブンやスタバがプラスチックストローから紙ストローへ変更したりと企業努力をしています。
食品トレーのノントレー化が少しずつ進んでいますがまだまだ普及はしていないのが現状です。
なおEU理事会は、使い捨てプラスチック製品の流通を2021年までに禁止する法案だしており、
EU加盟国は一部の規定を除き指令を2年以内に国内法化する流れとなっています。
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