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ファミマでも早期退職制度。人件費削減はコンビニ業界でも課題

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ファミマ、1025人が希望退職 全社員の約15%

大手コンビニチェーンの「ファミリーマート」が全社員(非正規社員を含む)の約15%に当たる1025人が希望退職すると発表しました。

ファミマ早期退職優遇制度内容

1. 制度の概要
1) 対象者: 2020 年2 月29 日(土)現在、当社に在籍する 40 歳以上の社員(他社出向中の社員を含む)
2) 退職日: 2020 年3 月31 日(火)
3) 募集者数: 約800 名
4) 募集期間: 2020 年2 月3 日(月)から 2020 年2 月7 日(金)まで(※)
5) 支援内容: 今回の制度を利用して退職する社員に通常の退職金に割増退職金の加算を行います。また、本人の
要望に応じて再就職のための支援を行います。

■引用

クリックして20200219.pdfにアクセス

構造改革に伴う早期退職優遇制度の実施結果に関するお知らせ|ニュースリリース|ファミリーマート

800人の退職者募集に対し1111人が応募。
ファミリーマート社員約7千人のうち1025人が3月末で希望退職することになるそうです。

ファミリーマート希望退職はどうして起こった

ファミマは2016年にサークルKサンクスと合併し店舗数が増えたのですが、
不採算店舗が多く人件費の削減が経営課題になっていました。

(合併の結果、店舗数は1万8200店を超えましたが、不採算店舗の閉店が相次ぎ2020年1月末には1万6552店にまで減。)

希望退職制度利用による退職金の割増額は150億円で、
この希望退職により人件費の削減額は年間80億円になると見込みが出ています。

ファミマの株価変動 8028小売業 (株)ファミリーマート

他にも早期退職募集してる大手企業はある?

早期退職募集してる大手企業としては以下が上げられます。
・東芝
・富士通
・アステラス製薬
・中外製薬
・セブンイレブン
・オンワード
・味の素
・カシオ
・エーザイ

新型肺炎の拡大によるインバウンドの激減でラオックスでは希望退職者募集しはじめました。
観光業で食っている企業にも希望退職者募集の波がくるかもしれません。

コンビニでも無人レジをどんどん取り入れている

スーパーで無人レジをを見たことがあるかもしれません。
コンビニでもスーパー同様に「無人レジ(セルフレジ)」の導入が加速しています。

ファミマは無人店舗に乗り出している

2019年8月29日ファミリーマート本木東町店(直営)がオープンしました。
通常営業エリアと無人営業エリアが隔離されている店舗で、深夜時間帯は、「無人売場のみで営業」するという実験店舗です。

無人営業エリアでは顔認証で入店し、会計はセルフレジでキャッシュレスのみに対応。
酒・たばこの販売はなくコピー機やトイレもありません。

ファミマのはIoT活用店舗

ファミリーマートとパナソニック株式会社およびパナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社と
次世代コンビニの検証として実証実験店舗「ファミリーマート 佐江戸店」を2019年4月2日にオープンしています。

どの業界も人件費を減らす企業努力を始めています。
働く立場としてはいつ仕事がなくなるかヒヤヒヤしますね。

■参照URL
ファミマ、1千人が希望退職 7割が現場の店舗指導員:朝日新聞デジタル

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